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補助金・助成金ガイド

AI導入に使える補助金・助成金:国の主な制度と公募の状況

AIやITツールの導入、新事業への投資、社員の研修には、国の補助金・助成金が使える場合があります。制度ごとに、対象・上限額・時期が異なります。主な制度を、公式の情報をもとに整理しました。

  • 情報の基準日:2026年10月17日
  • 公式で確認した内容と、目安を区別して表示

制度は、大きく3種類に分かれます

  • 投資系の補助金:ITツール・設備・システムなどへの投資に対して、経費の一部が支払われる制度です。審査があり、採択されないと受け取れません。
  • 人への助成金:研修や賃上げなど、人に関する取り組みに対して支払われる制度です。厚生労働省の制度が中心で、雇用保険に加入している従業員がいることが前提になる制度が多くあります。
  • 都道府県・市町村の制度:地域ごとに、独自の制度があります。国の制度と、対象や時期が異なります。

国の主な制度(公募の状況・金額・補助率)

以下は、AI・ITの導入や研修に関わる、国の主な制度です。数字は、各制度の公式ページで確認できた内容と、目安を区別して表示しています。申請の前に、必ず最新の公募要領をご確認ください。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)受付中

公募の状況(公式で確認)
公式の事業スケジュールに、通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠などの締切として、2026年10月30日(金)17:00、交付決定の予定は12月10日、事業実施は交付決定から2027年5月31日まで、と記載されています(どの公募回の締切かは、ページ上に明記がありません。締切後は受け付けられません)。
上限額・助成額(公式で確認)
通常枠:1申請あたり150万〜450万円(ITツールの機能が4プロセス以上の場合)。インボイス対応など、枠によって異なります。
補助率・助成率(公式で確認)
1/2が基本。賃金に関する要件を満たすと2/3。
向いているケース
会計・受発注・AIツールなど、事務局に登録されたITツールを導入したい場合。
主な条件
  • 事務局に登録されたITツールと、IT導入支援事業者を通して申請します。
  • 枠の名称:通常枠/インボイス枠/セキュリティ対策推進枠/複数者連携デジタル化・AI導入枠(公式サイトで確認)。
注意
  • オーダーメイドの開発は、登録されたITツールでない限り、対象になりません。
デジタル化・AI導入補助金 公式サイト(外部サイト)

小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)受付予定

公募の状況(公式で確認)
第20回公募:申請受付は2026年11月5日から、締切は12月15日17:00(予定は変更されることがあります)。商工会議所の事業支援計画書(様式4)が必要で、発行受付の締切は12月4日です。
上限額・助成額(公式で確認)
通常の上限は50万円。インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円(両方で最大250万円)。賃金引上げ特例の要件は、1人あたり給与支給総額が年平均3.0%以上の増加です(要件は回によって変わります)。
補助率・助成率(公式で確認)
2/3。過去の回では、賃金引上げに取り組む赤字事業者は3/4でした。該当する場合は、公募要領で確認してください。
向いているケース
チラシ・Webサイトの制作など、販路開拓や業務効率化に取り組む、小規模な事業者。
主な条件
  • 従業員が少ない小規模事業者が対象(商業・サービス業は5人以下、製造業などは20人以下)。
  • 商工会議所の管轄地域か、商工会の管轄地域かで、申請窓口が異なります。
注意
  • 特例の要件・金額は、回によって変わります。申請の前に、最新の公募要領で確認してください。
持続化補助金(一般型・通常枠)の申請ページ(外部サイト)

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回公募)受付中

公募の状況(公式で確認)
第1回公募:申請受付は2026年9月30日から、締切は10月30日18:00(予定)です。締切が近いため、申請の準備(GビズIDの取得など)は早めに。次の回は、公式ポータルで確認してください。
上限額・助成額(公式で確認)
革新的新製品・サービス枠は最大3,500万円(従業員規模により750万円から)、新事業進出枠・グローバル枠は最大9,000万円(750万円から)。賃上げ特例で上限が上がります。
補助率・助成率(公式で確認)
中小企業 1/2(条件により2/3)、小規模事業者 2/3。新事業進出枠の小規模事業者の率は、公募要領で確認してください。
向いているケース
新しいサービスや事業のために、設備・システムへ大きく投資する場合。
主な条件
  • 付加価値額を、年平均4.0%以上成長させる計画。
  • 給与支給総額を、年平均3.5%以上引き上げる(未達の場合は、補助金の返還を求められます)。
  • 事業場内最低賃金を、地域別最低賃金+30円以上にする(未達の場合は返還)。
  • 一般事業主行動計画の公表など、子育て・職場環境に関する取り組み。
注意
  • 従業員0名の事業者、創業1年未満(新事業進出枠)などは対象外です。
第1回公募のお知らせ(ミラサポplus)(外部サイト)

人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コースなど)通年

公募の状況(目安)
通年の制度です。研修(訓練)を始める前に、計画届を管轄の労働局へ提出する必要があります。提出期間は、訓練開始日の6か月前から1か月前まで(厚生労働省の要領の記載を、検索結果で確認)。このコースは、令和4〜8年度の期間限定の助成金です。
上限額・助成額(公式で確認)
研修費用の一部(経費助成)と、研修中の賃金の一部(賃金助成)。事業展開等リスキリング支援コース(令和8年8月3日版の要領):中小企業は、経費助成75%・賃金助成は1人1時間1,000円、大企業は60%・500円。支給限度額は、要領で確認してください。
補助率・助成率(公式で確認)
事業展開等リスキリング支援コースは、中小企業75%、大企業60%。ほかのコースは、助成率が異なります。
向いているケース
新規事業の立ち上げなど、事業の展開に伴って、新しい分野の知識・技能を社員に習得させる場合。
主な条件
  • 雇用保険の適用事業所であること。
  • 訓練の開始前に、計画届を提出すること。
注意
  • 「最大75%」は、すべての研修・企業に当てはまるわけではありません。
  • 助成金の申請代行は、社会保険労務士の独占業務です。
人材開発支援助成金(厚生労働省)(外部サイト)

業務改善助成金日程は要確認

公募の状況(公式で確認)
受付期間・締切は、厚生労働省のページで確認してください(申請マニュアルとQ&Aは、令和8年9月8日に更新されています)。
上限額・助成額(公式で確認)
助成率と上限額は、引上げ前の事業場内最低賃金・引上げ額・引き上げる人数で決まります(厚生労働省のページの表で確認)。
補助率・助成率(公式で確認)
引上げ前の事業場内最低賃金によって変わります。
向いているケース
最も低い時給を引き上げ、あわせて、生産性を上げる設備投資やコンサルティングを行う場合。
主な条件
  • 事業場内最低賃金(事業場で最も低い時給)を引き上げること。
  • 雇用保険の被保険者で、雇入れ後6か月を経過した労働者の賃金を引き上げること。
  • 交付決定のあとに、計画どおり事業を進めること(事業完了期限は、交付決定の年度の1月31日)。
注意
  • ITやソフトウェアが対象経費に含まれるかは、ページに明記がありません。事前に確認してください。
業務改善助成金(厚生労働省)(外部サイト)

お住まいの地域の制度を探すには

都道府県・市区町村の独自の制度は、次の窓口で探せます。

申請の前に、必ず確認すること

  • 交付決定の前に、発注・契約・支払をしない(対象外になります)。
  • 賃上げ要件を満たせないと、補助金の返還を求められることがあります。
  • 同じ経費を複数の制度で受け取らない。経費の付け替えは、不正受給になります。
  • 「必ずもらえる」「実質無料」という話は、疑うこと。採択は審査で決まり、誰にも約束できません。
  • 補助金・助成金は、先に全額を支払い、あとで受け取る精算払いが基本です。資金繰りを確認してください。

よくあるご質問

AI導入に使える補助金には、何がありますか?

代表的な制度に、デジタル化・AI導入補助金があります。販路開拓には小規模事業者持続化補助金、新事業への大きな投資には新事業進出・ものづくり商業サービス補助金があります。社員の研修には、人材開発支援助成金があります。各制度の公募の状況と金額は、このページの一覧で確認できます。

補助金と助成金は、どう違いますか?

このページでは、投資に対して審査で採択される制度を「補助金」、条件を満たして申請する、厚生労働省などの制度を「助成金」と整理しています。一般に、補助金は採択の審査があり、助成金は要件を満たせば受け取れる傾向があります。どちらも、公募要領の条件を満たすことが前提です。

自分の会社が使える制度を、すぐに知る方法はありますか?

当社の補助金・助成金チェックで、所在地・従業員数・取り組みたいことに答えると、使える可能性のある制度の候補を絞り込めます(無料・約1分・回答は保存しません)。

補助金の申請は、代行してもらえますか?

当社は、補助金・助成金の申請代行はしません。申請書は、御社が作成する前提です。助成金の申請代行は、社会保険労務士の独占業務です。

自分の場合を、1分で確認する

所在地・従業員数・取り組みたいことに答えると、使える可能性のある制度の候補と、申請前の注意点がわかります。無料で、回答は保存しません。

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